介護

私と親の介護について

突然はじまる

はじめまして,老健で理学療法士をしているリナといいます(^ ^)子供が介護する年齢は,50歳前後ぐらいが多いでしょう.私は30〜35歳ぐらいまで一人っ子の為,両親の在宅介護をしました.母は,65歳で膵臓がんになり3ヶ月ぐらいで亡くなりました.父は,心不全を30代から患い(治療拒否)63歳ぐらいの時に緊急搬送されその後〜73歳ぐらいまで緩やかに弱っていき,母が他界した後ぐらいから急激に体調を崩し2年後に亡くなりました..

介護・仕事・育児について

私は老健に勤めながら,まず母の介護に取り組み,その後父を介護しました.母は癌になるまで健康診断を定期的に行き,ちょっとお腹が痛い程度で内科に受診しても風邪でしょうということでした.しかし,専門医受診をすると腫瘍マーカーでひっかかり急性期病院受診となりました.(腫瘍マーカーとは,癌検査の一つ)色々手術したが上手くいかず,状態が安定したため1〜2週間後に自宅に帰りました.ホスピスへの入院も検討しましたが,コロナ化だっため面会が難しく自宅介護を選択しました.その間に,病気についてネットで調べていました.薬や手術内容などです.大きな病院だったので,ネットで調べたオーソドックスな治療方針の基に行われていました.

介護保険申請について

進行性癌の場合は,介護保険の申請を早くしてもらうことが可能です.結論から言うと介護保険は使わず,訪問医療を使用しました.病院が介護保険は要りませんよって教えてくれれば良かったのですが,介護申請後に担当のケアマネさんから教えてもらいました.病院はあまり地域医療について詳しくない現状があります.また,社会福祉士さんが院内に居ますが,看護師が対応していることが多く行き届いたサービスの利用は難しかったです.

訪問医療について

両親が住んでいるエリアは,地方都市の為サービスが行き届いている地区でした.訪問医療は,田舎では行えていない地域があります.まず,訪問診察が医師が来られます.週3回訪問看護が来られ,麻薬テープ(名前忘れた)や状態確認をされました.手術の際にお腹から袋が備えつけられ,その管理及び処置も対応してくれました.一番嬉しいのが24時間何かあれば対応してくれるという制度が心強かったですね.ただ,うちの父が他人を家に入れることを嫌う為,大変でした.後,訪問薬局かな?届けてくれるのは助かりました.

また,改めて記載しますが亡くなった後の高額医療費の合算が大変でしたね.事業所が全て違う為,領収書を確認して国民健康保険に払い戻し申請をする必要があります.

私の仕事について

定時に終わる職場ですが,病院からの呼び出しや通院付き添い,木曜日が私は訪問リハビリの予定があったため,休めない現状でしたが,職場の理解があったのか呆れられたのか腹を括って休みました.最悪,辞めようかなぁと思っていましたが,介護休暇有給をフルに使って耐え忍びました.その節は,大変お世話になりました.育児もしていたので,家の中はゴミ屋敷状態でした.

まとめ

壮絶な介護とまでは行きませんでしたが,ある程度知識があっても自分事になると慌てました.その後の終活も大変でしたね.父が母の葬儀社を決めていなかった為,適当な大手に頼んだら200万の見積もりがきて驚きました.そういうことを含めて,このブログでどう準備して行ったらいいかを記事としてアップしていきます.よろしくお願いします.