こんにちは,りなです(^ ^)少し,硬いテーマで執筆しようと思います.介護をするにあたって大変助かる制度が世の中にはあります.介護業界では,「社会資源」ということもあります.役所に事細かに聞けば教えてくれますが,わざわざ教えてくれないことも多いです.
医療保険について
世帯合算とは、1人1回分の利用では自己負担の上限額を超えなくても、同じ世帯の人が窓口で支払った分を1ヵ月単位で合算できる仕組みです。合算後の金額が自己負担の上限額を超えていれば、超えた分は高額療養費として健康保険から支給されます。
ただし、世帯合算を利用する場合、以下の点に注意してください。
69歳以下の医療費は2万1,000円以上の支払いのみ合算できる合算できるのは、同じ公的医療保険に加入している人に限られる75歳以上は後期高齢者医療制度になるため、74歳以下とは合算できない
多数該当で自己負担の上限が下がる
多数回該当とは、12ヵ月以内に3回以上、自己負担の上限額に達した場合、4回目から適用となり、以下のように自己負担の上限額が下がるしくみです。これは,病院で勝手に下がる計算でだしてくれることが多いです.
医療費と介護サービス費の両方に自己負担
高額医療・高額介護合算療養費制度は、「医療保険」と「介護保険」の両方のサービスを利用している世帯の負担を軽減(1年間で)
この制度は私も知りませんでした(・・;)お年寄りは、デイサービス要介護1で2万程度➕外来で8千円で、毎月3万ぐらい使います。夫婦で通っている場合は、年間で結構戻ってきますよね? ケアマネジャーさんが知っていると思うけど、自分でも知っておいた方がいいです。
介護保険について
市町村の管轄で、限度額があります。医療保険と違い限度額を越した分は、自己負担になります。また、年収が高い人、家族と暮らしている人は介護保険負担割合が1割ではなく2割になることがあります。その為、国民健康保険料を払うことになりますが世帯分離をした方が良いこともあります。年金が非課税の部類なら、市町村によりますが1人3,000円くらいです。私が無職で親も年金暮らしの頃払ってました。
デイサービス,デイケア,ショートステイ,訪問(介護・看護・リハビリ)など.
福祉用具のレンタルは、介護度によって借りれるものが変わってきます。基本は、ケアマネジャーから提案があるので任せておくといいでしょう.住宅改修は、約20万まで利用可能でこれも,提案があります.
なんでこんなややこしい制度なのか謎です.貰い損ねている方が多くいると思います.歳を取ると,何度も役所で訳の分からない説明をされて何時間も並ぶことになります.手続きというのは,優しくない制度だなぁと思います.しかも,臨時職員の方も最近多く,間違ったことを言う人も多いです.おかしいなぁと思ったら,他の市に電話して確認しましょう.また,病院も教えてくれれば良いのですが,SW(ソーシャルワーカー)は数人しかおらず,受付も知らない(詳しくない)ことが多く家族が色々調べる羽目になります.医療制度も時々改定があり,昔はこうだったみたいなこともあります.お年寄りに優しくないなぁとつくづく思います.
社会福祉協議会
様々な相談を受けてくれるところというイメージですよね.そもそも,お世話になることがあまりないと思います.
1.福祉サービスの利用援助
- 福祉サービスを利用したり、利用をやめるために必要な手続き
- 福祉サービスの利用料を支払う手続き
- 福祉サービスについての苦情解決制度を利用する手続き
2.日常的金銭管理サービス
- 年金および福祉手当の受領に必要な手続き
- 医療費を支払う手続き
- 税金や社会保険料、公共料金を支払う手続き
- 日用品等の代金を支払う手続き
- 1 ~ 4 の支払いに伴う預貯金の払い戻し、または預け入れの手続き
3.書類等の預かりサービス
年金証書、預貯金の通帳、権利書、契約書類、保険証書、実印、銀行印等、大切な書類をお預かりし金融機関の貸金庫へ保管いたします。
※但し、宝石・書画・骨董品・貴金属類や株券・証券・不動産等を含む財産の運用管理はできません。
とある市について調べてみると,こういうサービスをしているようです.タダではなく,業務手数料がかかります.生活保護の方は無料のようです.私も,一度社会人から学校に行く際にお金を借りようとしました.ですが,貸してもらえませんでした.担当者にもよると思いますが,あまり良い印象がなかったです.今の仕事での担当者の方はとても親切な方なのですが^^;
地域包括ケア
介護相談や要支援の方のケアプランを担当してくれます.要介護になるとまた,変わり居宅介護支援となります.全部やってくれればいいのにとか思いますが^^;独自に見守りサービスや買い物同行サービスをされているところもあります.
生活保護
正直,年金もらうより生活保護の方がいい場合があります.ただ,社会的制約も多く,管理されることになると思います.逆に管理してほしいぐらい弱っている場合は良いと思います.ただ,一回役所に行ったくらいじゃ申請がおりません.無料の弁護士に相談することやケアマネージャーさんに相談したり,今は書籍等も多くでてますので,よく調べてから役所に行くようにしてください.基本的に,生活保護は断るようになど決まっていると思います.財産も持つこともできず,ハードルは高いです.
民生委員
高齢者・障害者・児童・母子世帯など要援護者の調査・実態把握、相談支援を行ったり、各種行事への参加協力や自主的な地域福祉活動等、幅広い活動を行っています。 また、最近では、高齢者等への悪質商法被害防止の取り組みや虐待防止の取り組み、災害時に備えた要援護者マップ作りなど、地域の多様な課題にも積極的に取り組んでいます.だそうです.基本的にボランティアの高齢者の方で,多くのことを望んでは行けません.
ただ,私の祖父が60代女性が,家に入り浸り大丈夫ですか?あの女は,他の高齢者の家にも入り浸りお金を騙し取ってますよと教えてくれました,案の定,騙され何年間も年金を搾取されていました.警察にも相談しましたが,祖父が使ったか,女が使い込んだか立証できないと難しいと泣き寝入りになりましたが.
その他
弁当の配達やヤクルト(見守りを兼ねて),生協,アマゾン(見守り)を私はしてました.週に3回誰か来るようにし,生存確認をしていました.週末は私が家に行き,買い物や掃除をしていました.あと,詐欺電話に対応する電話機に変更.
まとめ
色々書きましたが,もう高齢者で書いたことを調べたりして,自分で実行することは不可能です.お金があれば,老人ホームに入って管理してもらうことが一番楽です.しかし,一般家庭では難しいので様々なところからの支援で頑張る方がほとんどです.介護者が,頑張るしかないのかなぁという現状です.
ただ,介護業界は低賃金で人手が足りていません.支援内容に不満がでたり,我慢をしてもらうことが多くみられます.指導が不十分だなぁと思うこともあります.私は脱サラしてきたので,競争原理があまり働かないのが福祉です.その為,サービスに大きく差がなく加算がでないならしないというところがほとんどです.
なので,介護をお願いする方も全て頼るのではなく一部支援をしてもらう.という感覚でしょうか.ホテルのような対応をしてもらうと思うと不満がつもりますので,ある程度割り切りも必要です.職務上,日々向上していくというのが理想なんですが.