介護

突然の入院について

こんにちは,りなです(^ ^)入院は計画入院になることもありますが,突然起こることが多いです.年代によって様々ですが,50代頃なら,癌か脳梗塞.高齢者では癌の進行が遅い為,脳梗塞,転倒などが多いです.また,年を取ると病気をいくつも持っている人も多いため,片麻痺で不自由になり,転倒を繰り返し入院なんかも多いです.

病状の説明

突然,救急車で運ばれ説明をされても頭の中はパニックです.私の父も,60歳頃に心不全で胸水に水が溜まり急性期病院入院(大病院)をしました.当時の私は27歳一般事務職で,病院に行ったことも通っている人にも出会ったことがなく,病気についての知識も乏しく,とても心配した記憶があります.母が医師からの説明を当時受けたものの,理解が難しいようでした.その説明を又聞きし,不安しかなかったです.しかも,カテーテル検査を拒否する父(※細い針を全身に入れて検査を行う).

医師や看護師は,とても忙しく丁寧な説明を心がけてくれますが,一般の人まで分かりやすく教えてくれることはありません.元々父は,心臓が悪かった為自分の病気を調べていれば良かったのですが,健康診断行かない,薬を飲まないなどをしていた為,体調が急激に悪化した際に困ることになりました.

また,セカンドオピニオンが世の中で言われています.大きな病気の際は,何日もかけて検査を入院をし,別の病院でもしなければなりません.大病院のセカンドオピニオンは現実的に難しい.その為,インターネットや書籍で簡単に病気を分かりやすく説明をしてくれている物があります.持病がある場合は,しっかりと調べておくと対策ができます.家族も安心します.薬なども,調べておくと良いでしょう.

支払いについて

当時は,母が元気だったので言われるがまま支払いをしていました.自分の病院代は風邪をひいた時に3,000円ぐらいしか払ったことがなかったので.3週間ぐらい入院して30万円ぐらい支払いをしており,驚きました.(個室代が高額)医療職についてから,限度額などを知り,知識不足というのは怖いなぁと思いました.因みに,父は医療保険に入っていなかった為,自腹.詳しくはまた書きますが月跨ぎになると,限度額が変わります.医療保険も月々3,000円ぐらいは入っていた方がいいかと思います.あと,医療費控除というものもあります.世の中には,知らないと損することが沢山あるなぁと思いました.

退院後について

私の父は,退院後は自宅で過ごしました.胸水が抜けたら,だいぶ楽になったみたいでした.ただ,脳梗塞後や転倒後に歩けなくなった場合など,自宅に戻ると大変です.自宅を車椅子で過ごすことになり,寝たきりの場合などは家族が1日中見守りが必要になります.

その為,リハビリがある回復期病院に転院される方が多いです.ただ,多少回復しますが,歩けない人が病前と同じように歩けるようになるといった事はなく,やや良くなるぐらいに思っておくといいでしょう.そういう人も稀に居ます.最高で入院日数は90日程度です.

現代の医療現場は,高齢化社会になり医療点数が減っています.長期入院になると点数が減るので,早く退院して欲しい.自宅復帰率が加算対象になっていることも多く,老健よりも,老人ホームへの斡旋や自宅へ帰ることを勧められます.(老人ホームは自宅扱いです)

その為,回復期病院で入院中に介護保険の申請をしておくことが望ましいです.ケアマネが付くので色々と相談すると良いと思います.ただ,商売なので属している病院や施設に入ってほしいということがほとんどです.回復期病院に転院する際は,なるべくなんでも揃っている(老健からデイサービス,老人ホーム,訪問診療,地域包括など)ところを選んだ方が良いです.やたら,高い病院とかもあります.CMを頻繁にしている病院等には注意が必要.

転院する際は,急性期病院は予後予測をして紹介をしてくれることは稀です.看護師さんがよく使っている病院を紹介する程度です.

まとめ

入院すると,色々と不安になり困ることが多いです.私も,一人っ子で知識はあると思っていたものの,知らないことが多く色々と職場の人に相談したり,インターネットで調べたりしました.一般の私の友人は,親が介護が必要になったら施設に入れると簡単に言いますが,夫婦で施設に入ったら地方で月々30万以上.都会なら月々50万以上言われています.

現代の若者の平均年収が300万で手取り,20万程度では親を施設に入れることは不可能です.自分の子供の学費や老後資金もあります.政府もなるべく,病院を早く退院してもらうように,動いており対策をしないと大変なことになると思います.私の知識で1人でも介護に困らないようになればいいなぁと思います.