終活

親の終活について

こんにちは,りなです(^ ^)TVCMとかで,終活セミナーなど行われていますよね.主に,葬儀場,老人ホームの仲介業者が行っています.書籍や雑誌等は多くありますが.実際何からしたらいいのか悩みますよね.私の親は急に亡くなったので全くしておらず,大変でしたのでこの経験が誰かの役に立てればと思います.

70歳を過ぎたら

子供達が30前後で家庭を持つ年齢になったら兄弟間と親で相談しておくと安心です.いきなりその話をすると驚くので小出しにしながら行うと良いでしょう.特に実家を離れ,遠方に住んでいるご兄弟がいると揉めます.物理的に介護が難しく,かといってお金をだすかは分からないからです.

実家について

昔ながら,長男が相続して両親の介護をし,実家を含め遺産も全て相続する.これが一番シンプルだと思います.兄弟達が納得していればですが.最近は,実家がいくらで売れるか調べることもできますので.遺留分請求など,全く実家に帰って来なかった兄弟がお金目当てで戻ってくることもあります.意外とあるのが,亡くなった後に隠し子が請求することです.親の戸籍を取ってみると分かりますよ.

資産価値があればのですが田舎で,解体費用が200万ぐらいかかって,親も実はお金をほとんど持っていなかった.これが,揉めます.頑張って片付けても負の遺産になるからです.そしたら相続放棄した方がいいかもしれません.因みに借金が実はあったのに,葬式などでお金を引き下ろしたりすると,借金まで相続するので注意してください.お金目当てで介護をするわけではありませんが,介護も遺品整理も本当に大変です.お金がないのは仕方がないので,生前にせめて,葬式代,遺品整理代,介護資金ぐらいは貯めていてほしいところです.

お金について

お金の話を親にするのは,しにくいと思いますが大切なことです.私は両親を看取りましたが,資産がいくらあるか全然知らなくて,言われるがままに病院の請求書の支払いをしたり(2人とも個室),買い物を代行したりと私の貯金を使い果たす程の金額でした.(一人っ子)だった為.貯金がなくなるという怒りがあり,個室に入りたいという要望にも,優しく応えることができませんでした.両親の病院代が100万ぐらいかかりました.しかも,葬式代もかかるのです.

結論から言うと,親はお金を貯めていたので,相殺ができました.(親の資産は,教えてくれない限り,分かりません.同居している場合のみ,納税証明書を役所で取得し年金額が分かります.認知症になった場合は,後見人制度を申請する必要があります.)しかし,全くお金がない場合は大変です.死ぬまで分からずしかも,立て替えが必要になってくるからです.子供達も自分の家族の生活があり,大学費用に貯めていたお金を取り崩すことも考えられます.また,介護は10年ぐらいかかることもあります.兄弟がいる場合は,みんなで支えあって行う必要があります.嫁に丸投げなんて時代錯誤です.丸投げしようとして,お姑さんに対する積年の恨みがあり,熟年離婚した夫婦もいらっしゃいました.

介護について

介護も下の世話というイメージがありますが,段階があり多岐に渡ります.

入院中(病院からの呼び出し対応/洗濯物の受け渡し/支払い,手続き)

退院後は,自宅なのか施設なのかで大きく違います.細かいことで言えば,車に乗れなくなった場合,買い出しや病院受診の付き添いが必要です.田舎だった場合,自分が住んでいる地域から往復2時間かかるとなると大変な労力です.送迎をしているクリニックに切り替えるのか,兄弟で交代で行くのかなど検討が必要です.

軽い介護度なのか,重い介護なのかは人それぞれなので,入院中に介護申請を行いケアマネを含め,状態を確認し今後の方針を決めていくことが大切です.とは,言うものの親の意向を聞き介護拒否というものもあります.うちの父は介護拒否だった為,大変でした.唯一受け入れたものは,生協の宅配でした.事前に拒否がある場合は,対策を含め第三者に相談した方が良いと思います.

まとめ

ざっくりと,書かせていただきました.今後は項目ごとに困ることや気づき等を踏まえブログにアップしていきたいと思います.人生とは,思っていたよりあっさりしているなぁーという感想です.親の終活でありながらも,自分の人生に対しても考えるようになりました.どんな人生にしたいのか,永遠のテーマですね.