こんにちは、りなです^^相続や保険などで、介護に備えた方が良いと言われることがあります。お金のプロからの視点は、素晴らしいですが、本人の状態把握や予後予測は分からないことが多いのではないでしょうか。現場をみているからこそ分かることをお伝えしようとおもいます。
介護認定について
65歳以上で 7人に1人、85歳以上で 2人に1人の割合で介護が必要。
介護認定は市町村での判定で、微妙なラインもあります。財政が厳しいところと豊かなところでは基準が曖昧な点も目立ちます。
市町村によって、サービスも様々です。家で暮らせる程度なら、程よく街中に住んでいる方が支援を受けやすいかもしれません。年取ったら、田舎に住みたいという人も居ますが、病院もないし、買い物も遠いし、バスも1日一本とか車がないと暮らせません。子供達も働く場所がない為、離れて暮らす人が多いですし。
実際の支払い
私の田舎の施設は、国民年金の方が多いです。親のお金で介護をするのが基本なのでだいたい年金額は、5万円前後。私のデイケアサービスでは月々2、3万の支払いと医療費外来なら8千円なのでほぼ使い果たします。貯金がある場合は問題ないですが、国民年金のみの方は、注意が必要です。
厚生年金であれば、12万以上あるので通いのサービスであれば余裕があります。老人ホームに入れるとなると足りませんので、ここが社会的な問題だと思います。
老人ホームの費用
若い方は、親が年取ったら老人ホームに行ってもらうと言いますが年金だけでは足りません。特に、専業主婦の年金は10万前後の為、夫婦で老人ホームは厳しい。夫婦で入居となると、最低月々40万前後必要になり、両親の年金25万程度なら残りは貯金か子供が出す事になるでしょう。老人ホームは、田舎にあることが多いです。その為、病院も田舎の病院に移る方がほとんどです。病院が経営している老人ホームが連携している為、良いですね。
まとめ
1人暮らしか同居なのか、老人ホームを希望するのかによってお金は違います。だいたい要介護1で90歳前後。家で誰かの助けがあれば生活できる程度の方が多いです。同居している人が少なってきた現代では、
どうにか1人暮らしを継続できるようにする。というのが、1番お金がかからないのかなぁと思います。できれば同居すれば、良いでしょうが、いきなり一緒に住むと何かとトラブルも多いようです。台所を嫁が使わせてくれないとか、今まで見えなかったところやお互いが気になるところがでてきますしね。私のデイケアでも毎回嫁や娘の悪口を言う人が多いです。
そろそろ、親が年取ったなぁと感じたらお金の心配も必要ですが、社会資源が何があるのか調べてみると良いですよ^^介護申請落ちても、見守りサービスや、買い物代行といったものもありますし^^タクシー券とか。